存在しているかどうか。

ある女性はいまの僕とは遠いところにいる。

そのせいか、僕の記憶の中でだけその女性が存在し、時間を水として浴びることで想い出だけが膨らみ続けているような錯覚になる。

そして僕はホントにその女性が存在してるかどうか不安になる。

 

もちろんそんなことはないんだけど、彼女は僕とは遠いところにいてきっと生きているはず。

僕の記憶の中に存在している彼女を言葉にすることで、同じ瞬間に居れると思ってる。

それだけ。