ふわふわしたもの

振りづくりについて。
僕が完璧に振りを作ろうとすると、きっとそれはつまらないものになってしまうというジレンマ。振りを与えるということは、その人自身の感覚や質感がその時点では落とし込まれていない、あくまで自分の感覚を相手に伝えるということ。形は自分がインプロでしてる振りなんかを絶対伝えることができないわけだけど、それでもそういう振りが面白なと思ってしまう。じゃあ、どういう振りを作ればいいんだっていう。どういう練習をすればいいんだっていう。

言葉で振りを作る部分があってもいいし、なにかしらの質感。外部の反応。振り写しを相手にしてる時あるやん。あの感覚をもっと拾っていけばいいのかもしれない。
うん、そうかも。振りを作ってる感覚と、振りを移してる感覚、そして振りを見る感覚。
3つの感覚が振りを作ってる時に生まれているはず、この感覚を研ぎ澄まして、言葉にしていき、それを拡張して、ワークにしていくっていうのが近道かな。
ふわふわしたモノを扱っている感覚を養うには、どういうワークをすればいいとか、とても硬いものとか色々あんじゃん。まずは実践だと思う。
まずは作品を作ることが大事。というか、人に認められる作品を作れば、どうやって作ったかも人に伝えたくなるものじゃないだろうか。